ビットコインはなぜ価値がある？お金の本質や仕組み・価格高騰理由も分かりやすく解説

という悩みを持つ人は多いでしょう。

ビットコインなどの暗号通貨は日本円や米ドルのような法定通貨とは異なり、インターネット上に存在するデジタル通貨です。

法定通貨のように価値が保証されているわけではないですが、政府や第三者の干渉を受けないため法定通貨以上のことができます。

今回はビットコインの価値がなぜあるのか、仮想通貨の価値が決まる理由、その仕組みなどについて詳しく紹介します。

〇こんな記事もおすすめ

ビットコインの今後はどうなる？将来性と暴落予想をこれまでの価格動向から大予想！

イーサリアムの今後はどうなる？これまでの価格変動の流れから将来の上昇見込みを分析！

仮想通貨（ビットコイン）とは？

仮想通貨（ビットコイン）は暗号資産の一種で、2023年1月現在全世界で発行されている仮想通貨の中で最も時価総額が高い暗号資産です。

仮想通貨（ビットコイン）は暗号資産の代名詞と言えるほど代表的な通貨で、ブロックチェーンという技術によって管理されています。

ブロックチェーン技術は分散型台帳技術とも呼ばれ、不正アクセスやデータ改ざんなどを防ぐことができます。

仮想通貨（ビットコイン）は第三者機関の干渉なしに世界中どこでも取引ができ、中央管理機関や銀行等を経由する必要はありません。

自立的に取引ができることもあり、自分の資産を自分で管理できるのも特徴です。

仮想通貨（ビットコイン）は特定の国で使えるわけではなく、全世界の共通通貨とも言えるほど商品やサービスの交換手段として役立てられている点に価値があります。

仮想通貨（ビットコイン）の価値が保持される理由

仮想通貨（ビットコイン）は日本円や米ドルのような法定通貨とは違い、価値が保証されていません。

そのため、継続的に価値を維持していかなければいけません。

仮想通貨（ビットコイン）の価値は需要と供給によって生まれ、需要が多ければ多いほど価値が上がっていきます。

他の仮想通貨の価値も同様に需要と供給によって価値が決まります。

例えば、ビットコインに次ぐ時価総額ランキング第2位のイーサリアムは分散型金融（DeFi）や中央集権型金融の有用性、スマートコントラクト技術などによって価値を構築しています。

ステーブルコインも価値を裏付けている担保資産と金融政策などのガバナンス・プロセスのおかげで通貨の価値が維持されています。

なぜ価値がある？仮想通貨（ビットコイン）の大きな付加価値について

一般的な通貨は取引履歴を調べたり、台帳を確認する時は銀行に足を運び、記録を見せてもらう依頼をして数日～数週間程度待たなければいけません。

ですが、ブロックチェーン上で管理されている仮想通貨（ビットコイン）はいつでも誰でも全てのトランザクションを見ることができるので、手間や時間は一切かかりません。

ブロックチェーン技術では全ての取引がノードと呼ばれるネットワーク上で記録や共有されており、信用問題や相互関係によって生じる問題などを排除してくれます。

仮想通貨（ビットコイン）はユーザー自身が使用方法などを完全に管理するので、中央機関や銀行を信用して取引する必要はありません。

そもそもお金とは？価値や要素・条件はとてもシンプル

普段使用している現金や金、芸術品などには物質的な価値があるため、分かりやすいと思います。

近頃はPayPay（ペイペイ）やSuica（スイカ）などのたくさんの電子マネーが普及しており、仮想通貨（ビットコイン）も電子的なお金になります。

ですが、仮想通貨（ビットコイン）は電子マネーとは異なります。

電子マネーは日本円や米ドルのような法定通貨を電子的に使えるようにしたもので、電子マネーを使うためには法定通貨の存在が必須です。

ですが、仮想通貨（ビットコイン）にはその発行主体が存在せず、価値に明確に定められていないということになります。

価値が保証されていないなら、

という疑問を持つと思います。

そこで、ここではお金の要素や価値がある条件などについて解説していきます。

お金が持つ4つの要素

お金が持つ要素は上記4つです。

仮想通貨（ビットコイン）は特定の発行体を持たないデジタル通貨ではありますが、上記4つの条件を満たしています。

価値のあるお金として流通する条件

お金の価値に対する考え方はとてもシンプルで、仮想通貨（ビットコイン）も上記3点の要素を抑えているため通貨としての価値があります。

仮想通貨（ビットコイン）が値上がりする5つの要因

通貨の価値は一般的に需要と供給のバランスによって決定されるもので、仮想通貨（ビットコイン）を欲しいと思う人がどれだけいるのか、通貨量はどのくらいあるのかによって決まります。

つまり、供給よりも需要が上回れば仮想通貨（ビットコイン）の価値が上がるということです。

ここでは、仮想通貨（ビットコイン）が値上がりする要因について説明していきます。

将来的に需要が大きくなると予想されている

仮想通貨（ビットコイン）は将来的に需要が大きくなると予想されています。

最近では仮想通貨（ビットコイン）を決済手段として導入する企業や店舗が増えており、今後仮想通貨（ビットコイン）を買う人が増えれば値上がりする可能性が高いです。

実際に国内の企業や店舗でも仮想通貨（ビットコイン）決済ができるところが増えており、仮想通貨（ビットコイン）の需要が高まる可能性は十分にあると言えるでしょう。

暗号資産の取引所上場

仮想通貨（ビットコイン）が取引所に上場した場合も価格が上がる可能性が高いです。

仮想通貨取引所は国内外に多くあり、利用者が多い取引所や知名度の高い取引所に上場するほど、仮想通貨（ビットコイン）の価格が上がりやすい傾向にあります。

これは、仮想通貨（ビットコイン）の流動性が高く、取引されやすくなったり、仮想通貨（ビットコイン）の知名度が高くなることで通貨としての信頼性が増すことが考えられます。

大型アップデート

仮想通貨（ビットコイン）がアップデートされる時も価格に大きな影響を与えます。

仮想通貨（ビットコイン）はそれぞれに開発者がおり、定期的に送金速度の向上やセキュリティ強化などのアップデートを繰り返しています。

アップデートが行われると通貨としての性能や利便性が上がるため、それに伴い価格が上がる仕組みです。

実際にこれまで行われた大型アップデートの直前には仮想通貨（ビットコイン）の価格が上がっていることは事実です。

経済情勢の影響

仮想通貨（ビットコイン）の価格は全世界の経済情勢の影響を受けます。

例えば、コロナ過が影響して世界中の株式市場が大きく急落し、これを機に各国は金融緩和に意向して仮想通貨市場に大きく流入したことで、仮想通貨（ビットコイン）の価値が高騰しました。

また、通貨危機の状態にある国で仮想通貨（ビットコイン）の需要が増えれば価格も上昇します。

米国でのビットコインETF上場

2021年10月19日には、米国発のビットコインETF「プロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF（BITO）」の取引が開始されました。

ETFは投資信託の一種であり、証券取引所に上場したことにより株と同様に証券取引所で売買できるようになりました。

ビットコインETFが証券取引所に上場したことで、一気に投資家から巨額の資金を調達しており、価格が一気に高騰しました。

個人投資家だけでなく大企業や金融機関も仮想通貨（ビットコイン）への投資を行っており、今後の価格上昇にも期待できるでしょう。

仮想通貨（ビットコイン）の価格変動が激しい理由

仮想通貨（ビットコイン）は株やFX市場と比べても価格変動が大きい市場です。

ここでは、仮想通貨（ビットコイン）の価格変動が激しい理由について説明していきます。

取引量が少ない

仮想通貨（ビットコイン）は株やFX市場と比べても市場に参入している人が少ないです。

そのため、大量に仮想通貨（ビットコイン）を保有している一部の投資家や企業が少し動くだけで、価格が大きく変動します。

まだまだ仮想通貨市場は安定していないこともあり、価格変動が起きやすいです。

今後仮想通貨（ビットコイン）に興味を持つユーザーが増えれば、全体的に価格が安定していく可能性は十分にあります。

1日あたりの値動きに上限がない

仮想通貨（ビットコイン）は1日あたりの値動きに上限はありません。

そのため、どこまででも価格が上がりますし、逆にどこまででも価格が下がり続けます。

株の場合は1日の値動き上限が設定されているので、急な価格変動を防いでくれます。

しかし、仮想通貨（ビットコイン）には上限も下限も設定されていないので、毎日24時間365日大きく価格変動を繰り返す金融商品なのです。

各国の規制の影響を受けやすい

仮想通貨（ビットコイン）はどこかの国の通貨ではないため、全世界の国の規制による影響を受けやすいです。

実際に、中国で仮想通貨を全面規制したことで、仮想通貨（ビットコイン）の価格が大きく急落したことは事実です。

仮想通貨（ビットコイン）に対する悪いニュースがあるとその影響をもろに受けて、価格が下落してしまうのです。

仮想通貨（ビットコイン）はまだまだ発展途上のデジタル通貨ということもあり、各国の規制が法定通貨よりも受けやすくなります。

世界情勢の影響を受けやすい

仮想通貨（ビットコイン）の価格は世界情勢の影響も受けやすいです。

例えば、ビットコインは米国株との相互関係が強く、米国の経済の影響を受け、価格が左右されることもあります。

実際に、2022年はじめにビットコインの価格が下落した理由は米国の経済情勢の変化によるものです。

大企業や著名人による大量売却

大企業や著名人は個人投資家の何百倍もの仮想通貨（ビットコイン）を保有しており、これらが大量に売却されると市場に通貨が流通するため、一気に価格が下がってしまいます。

例えば、過去にイーロン・マスク氏が務めていたテスラ社が保有するビットコインを70％以上も売却したことが明らかになると、それにつられて多くの投資家達がビットコインを売却したことで、価格は大きく下落しました。

このように、仮想通貨（ビットコイン）は大企業や著名人による影響を受けやすいので、定期的に動向をチェックするのは必須です。

仮想通貨（ビットコイン）を買うタイミング

次に、仮想通貨（ビットコイン）を買うタイミングについて解説します。

仮想通貨（ビットコイン）の価値が上がると仮想通貨（ビットコイン）を買うためのお金の負担も大きくなるので、多くの利益を狙うなら価格が低い時に買うのがセオリーです。

長期運用が目的なら”今”が買い時

長期保有で利益を狙うのであれば、売買タイミングを考えた”今”が最適なタイミングです。

仮想通貨（ビットコイン）は将来的に価格が上がると言われているので、長期保有であればタイミングをそこまで気にする必要はありません。

もちろん、保有している間に価格が下がって損失を抱えることもありますが、数年単位で保有すると今よりも価格が上がる可能性は十分にあります。

仮想通貨（ビットコイン）の価格が下落したタイミング

仮想通貨（ビットコイン）の価格が下落したタイミングも買い時です。

仮想通貨市場は日々価格変動を繰り返し、一時的な下落局面に上手く買うことができれば、その後大きな利益が得られる可能性が高まります。

ただし、下落したタイミングで購入してもその後価格がほとんど上がることなく下がり続ける場合もあるので、注意してください。

仮想通貨（ビットコイン）の規制が強くなったタイミング

仮想通貨（ビットコイン）の規制が強くなったタイミングも買い時です。

仮想通貨はまだまだ発展途中の市場で、法的な規制が追い付いていません。

そのため、急激な価格変動や詐欺、不正アクセスなどのトラブルも発生しています。

ですので、自国を守るためにも各国で仮想通貨（ビットコイン）を規制場合もあります。

これは、健全で安全な取引を行い、自分の国を守るために重要なことですが、規制が強くなると仮想通貨（ビットコイン）の価値が大きく下がってしまいます。

ですが、取引環境が落ち着けば価格は徐々に回復して元に戻ることも多いので、規制が強くなり、価格が下がったタイミングで買うのも良いでしょう。

仮想通貨（ビットコイン）の半減期

仮想通貨（ビットコイン）の半減期は4年に一度の頻度で訪れ、大きな価格変動に期待できます。

半減期はマイニングによって新規発行される枚数が半分になることで、利益も半分になります。

半減期後に新規発行枚数が減ってしまうとビットコインが購入しづらくなるので、価格が下がりづらい環境になります。

直近では2024年初頭を予定しているので、それまでに仮想通貨（ビットコイン）を買っておけば利益が得られる可能性が高まるでしょう。

仮想通貨（ビットコイン）投資におすすめの取引所

ここでは、仮想通貨（ビットコイン）投資におすすめの取引所を紹介します。

DMM Bitcoin

出典：DMM Bitcoin

DMM BitcoinはDMMグループで培われた安心・安全のセキュリティ対策で、初心者でも安心して仮想通貨取引を始められます。

初心者にも上級者にも使いやすいPC版のツールとスマホ版アプリを提供しており、自分の取引スタイルに合った取引ができます。

また、365日お問い合わせフォームやLINEから気軽にお問い合わせができるので、何か分からないことがあってもすぐに解決できます。

安心して取引できる環境が整っているDMM Bitcoinは国内の取引所の中でも非常に優れた取引所と言えるでしょう。

bitFlyer（ビットフライヤー）

出典：bitFlyer（ビットフライヤー）

bitFlyer（ビットフライヤー）は株式会社bitFlyerが運営する国内最大級の暗号資産取引所です。

ビットコイン取引量では国内No.1の実績を持ち、多くの投資家がbitFlyer（ビットフライヤー）で取引をしています。

また、bitFlyer（ビットフライヤー）にはSMBCベンチャーキャピタルやGMOベンチャーパートナーズ、みずほフィナンシャルグループなどの大企業や金融機関も出資しており、信頼性が高い取引所だと言えるでしょう。

通常の現物取引だけでなく毎月自動で積み立ててくれる「かんたん積立」やTポイントをビットコインに交換できるサービスなど、ユーザーにとって利便性の高い機能やサービスが充実している点も特徴です。

Coincheck（コインチェック）

出典：Coincheck（コインチェック）

Coincheck（コインチェック）は2012年8月に設立された暗号資産取引所で、ビットコインを含む最多18種類の仮想通貨を取り扱っています。

利用者数も非常に多く、スマホから取引できるCoincheckアプリはダウンロード数第1位を誇ります。

Coincheck（コインチェック）は仮想通貨の取引手数料が無料で、スプレッドと呼ばれる買値と売値の差額が狭いことも人気の一つです。

取引回数が多いと手数料分の損失が増えるので、手数料がかからないCoincheck（コインチェック）は非常に魅力的と言えるでしょう。

また、Coincheck（コインチェック）では独自サービスとして貸仮想通貨サービスを展開しており、自分が保有する仮想通貨を一定期間貸し出すことで利息を受け取れるというサービスもあります。

LINE BITMAX

出典：LINE BITMAX

LINE BITMAXは普段使用しているLINEトークアプリで気軽に仮想通貨取引ができるサービスです。

他のアプリをインストールする必要はなく、口座開設もLINEアプリ上で簡単に行えるのが便利です。

また、運営元のLINE Xenesis株式会社はグローバルでも実績のある会社で、100％コールドウォレットで大切な資産を管理しているため安心して取引ができます。

LINE BITMAXは予約でスムーズに狙った価格で取引できる予約注文や、暗号資産を貸し出すだけで最大年率8％の利息分が得られる暗号資産貸出サービスなども提供しています。

さらに、LINEトークで暗号資産の価格情報を受け取ることもできるので、素人でも売買のタイミングを逃しにくいです。

BITPOINT（ビットポイント）

出典：BITPOINT（ビットポイント）

BITPOINT（ビットポイント）は2016年に設立された、国内の取引所の中では比較的新しい取引所です。

取引ツールは使いやすさと操作性にこだわって開発されており、利用者からの評判も高いです。

スマホアプリだけでも取引が可能で、24時間365日いつでも取引ができます。

また、BITPOINT（ビットポイント）は現物取引における手数料が無料だったり、即時入金手数料や入出金手数料、口座維持費なども無料です。

最低500円からの少額投資もできるので、少ない資金でコストを抑えた取引も可能なのです。

ビットコイン なぜ 価値があるまとめ

今回はビットコインの価値がなぜあるのか、仮想通貨の価値が決まる理由、その仕組みなどについて詳しく紹介してきました。

仮想通貨（ビットコイン）は日本円や米ドルなどの法定通貨の問題を改善できる可能性を秘めているデジタル通貨です。

現在の取引スタイルは仮想通貨（ビットコイン）の普及によってどんどん変わっていく可能性が高く、個人間で送金できたり、低コストで資金移動ができるなどのメリットがあります。

仮想通貨（ビットコイン）は今後の将来性が非常に高い通貨でもあり、仮想通貨（ビットコイン）の総合的な価値はこれからどんどん実感していくことでしょう。

価値が上がるとその分買う時のお金が多くなるので、今のうちに取引所で口座開設を済まし、ビットコインを買っておくことをおすすめします。